音訳工房

 
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ひでぼんず 

CDケース
音訳工房は音訳CDを制作販売しています 
mp3ダウンロード版販売開始しました

新着情報 

現在発売中の音訳商品一覧

ヘッドホン(当サイトで販売している音訳CDの冒頭の一部を試聴できます)
アルバム名  作者名 作品名 録音時間  試聴  Shop
芥川龍之介1
鼻・羅生門
芥川龍之介 26:32 このCDを購入 このmp3を購入
羅生門 27:47 このmp3を購入
芥川龍之介2
蜘蛛の糸・杜子春
芥川龍之介 蜘蛛の糸  12:05 このCDを購入 このmp3を購入
杜子春 42:07 このmp3を購入
太宰治1
走れメロス
 
太宰治 走れメロス 48:16 このCDを購入 このmp3を購入
石川啄木1
一握の砂
石川啄木 一握の砂 1:45:27 このCDを購入 このmp3を購入
森鴎外1
山椒大夫
森鴎外 山椒大夫 1:42:07 このCDを購入 このmp3を購入
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音訳とは

本来、目の不自由な方の目の代わりに、文字などの情報を音声に変えて提供することを指します。
 誤解を恐れずに簡単に言いますと、目の不自由な方のために、代わりに読んであげることを音訳と呼んで良いと思います。
 音訳工房では文学作品を音訳していますが、文学作品には朗読という言葉もありますね。
では朗読と音訳はどう違うのでしょう。

朗読というのは

文学作品の芸術性を理解し、その芸術性を最大限に高めて読む読み方を指します。
 つまりセリフなどに感情をこめ、その文学性を最大限聴く人に伝えることを目的としています。
 ですから朗読は俳優や女優、声優といった方がされることが多く、それが最適なんですね。
 つまり朗読は、映画やドラマで役者が演じているように、朗読者がその作品世界を演じている のです。
 ところがその文学作品の解釈には個人差があり、朗読者の解釈が必ずしも聴く人の解釈と一致するとは限りません。それどころか朗読者が作者の意図を完全に理解しているとは限らないんです。
 少し誇張して言えば、朗読を聴くということは、その文学作品の朗読者による解釈を押し付けられているということにもなりかねません。

健常者であれば

その文学作品を目で読むこともできますから、自分なりの解釈でその文学作品を楽しむことができますが、目の不自由な方の場合は読み手の解釈をそのまま受け取らざるを得ません。
 そのためあまりに強い感情をこめて朗読されると、その文学作品を自分なりの解釈で楽しむことができなくなります。
 聴き手によってはその朗読に違和感を覚え、文学作品を理解する上で邪魔になるという声も上がっているのです。

 そこで出来るだけ感情を抑え、読み手の解釈をできるだけ排除した読み方が音訳なのです。
つまり書かれている文字情報を出来るだけそのまま正確に伝えることを目指した読み方が音訳なのです。

ですから究極の音訳と言えば、

コンピュータなどに搭載されている合成音声による音訳なのですが、ロボットやカーナビの声などに代表されるように、合成音声による音訳は、アクセントやイントネーションなど違和感を覚える人が多いことも事実でしょう。
 カーナビなどのように情報だけ得られれば良い場合はそれでも良いのでしょうが、文学作品などを楽しむためには違和感なくスムーズに耳に入ってくる肉声による音訳が最適ではないでしょうか。

私がこの「音訳」という言葉を知り、

それを目指してから実に5年もの歳月を要してしまいました。
 最初、本を音読することぐらい誰でもできるだろうと思っていたのですが、実際録音を開始してみると、詰まらずに読むことだけでも大変な作業でした。
 10分も読むと痰が絡んだり、読み間違えをしたり、一つの作品を間違えずにスムーズに読むだけで数年の歳月を要しました。
 そのうえ読んでいるとセリフなどには知らず知らずに感情がこもってしまいます。
 もちろん感情を完全に排除してしまうと聴いていても味気ないし、何より不自然に聴こえてしまいます。
 感情をできるだけ殺し、しかも自然な感じで聴こえるように読むためには、これもまた数年の訓練が必要でした。
 いまでも完全にマスターしたという自信はありませんが、これなら何とか皆さんに聴いてもらえるかなと思える程度になってきました。

 CDケース2

ところが今度は録音の問題です。

 防音の完備したスタジオや高級マンションではなく、普通の日本式家屋である自宅での録音なので、どうしても雑音が入ってきてしまいます。
 夏の暑い日でも窓を完全に閉めきって、音を拾うのでクーラーも扇風機もつけずに録音していても、録音途中で表で車のクラクションが鳴るだけでまた一からやり直しです。

 そんなことが何回か続くと、自分でも知らないうちに苛立ちの感情が録音に入っていることさえあります。
 ようやく邪魔が入らずに録音できたと思っても、本格的な録音機材ではなく一般的な家庭用パソコンと一般的なマイクでの録音なので、パソコン自体が発生する雑音が入っています。

この問題を解決するためには、

本格的な録音スタジオで本格的な録音機材を使って録音する以外ないようでした。
 しかし音訳というのは基本的にボランティアの世界だし、何の実績もない素人の私にそんな資金をかける余裕はありません。

 そんなとき音声ファイルの雑音を除去するソフトがあることを知りました。
 価格が高かったら手が出なかったのですが、フリーソフトでそういうものがあったのです。
 市販の高額なものと違って、実際使ってみると使い方も難しく、海外のフリーソフトなのでヘルプも英語で理解できません(笑)。
 それでも試行錯誤しながらいろいろやっていると、雑音を完全に除去できるわけではありませんが(完全に除去しようとすると音声部分まで音質が変化してしまいます)、ほとんど気にならない程度に減らすことができるようになりました。

CD

視覚障害者の方は

耳が唯一の頼りなので、健常者と比べてはるかに音に敏感です。
 そこで知り合いの視覚障害者の方に聴いてもらって、なんとか「気にならない」と言ってもらえる程度に仕上げることができました。

 これなら皆さんに聴いてもらうことができると思って、CDに焼いて知り合いに10枚ぐらい配布しましたら、けっこう好評を得ることができました。

視覚障害以外の方も

 自分でも予想外だったのが、視覚障害者の方だけではなく健常者の方々が聴いてくださったことです。
 この不景気な時代働いている主婦の方も多いです。
 忙しくて本を読んでいるひまもないという方が、家事をしながら聴いてくださっていたのです。
 また夏休みには、本を読むことが嫌いな中学生の子供が、これを聞いて読書感想文を書いたということも耳に入りました。
 サラリーマンの方がアイポッドに入れて通勤途上で聴いているということも聞きました。
 さらに在日の外国人の方から、日本語や日本文学の勉強のために分けて欲しいという声まであります。

実は一口に視覚障害といっても、

まったく目が見えない人ばかりではありません。盲目以外に弱視というものもあります。
 私たちの目は、視野全部が鮮明に像を結んでいるのではなく、おもに視野の中心部分だけに焦点があって鮮明に像を結んでいます。
 この鮮明に像を結んでいる部分だけが見えない人、角膜が白濁して明るいと見えない人、逆に昼間の明るいうちは何とか見えるけれど、夜になったり薄暗いと見にくくなる人、よく見えるけど極端に視野の狭い人など見え方は人それぞれです。
 ある程度見える人は、道を歩いていても白い杖などは持っていないし、道を歩く程度なら不自由のない人も大勢いるのでその存在に気がつかないだけで、本や新聞を読むのが難しい人も大勢いるのです。

たとえば老眼などは

視覚障害とまでは認識していないですよね。
 実は私も50歳を超えてから急に老眼が進んできています。
 もともと近眼なのでメガネをかけているのですが、本を読む時やパソコンに向かっているときにはメガネをかけたままではかなり読みにくいです。
 かといってメガネを外せば対象物にかなり目を近づけねば読めず、メガネの上から付ける老眼鏡を付けて何とか対処しています。
 このようにお年寄りなどは老眼、白内障、緑内障などの人も多く、読書が好きでも読むことに苦痛を覚えて長時間文字を読むことができないのです。

また入院患者など、

机に座って読むことのできない人、手に怪我や障害があってしてページをめくれない人、字を見ていると頭痛がしてくる人、そして忙しくて読書の時間をとれない人など、読書は好きだけどなかなか読めない人もたくさんいますね。
 私自身も単純な作業や慣れた作業をする時は、ラジオや音楽を流しながら作業していることも多いです。
 こういう人たちには音訳CDが有効な読書手段となるわけです。

テレビや映画などの映像よりも、

耳に入ってくる情報の方が脳を活性化するという報告があります。
 テレビや映画を見ていても脳が活動する範囲はほんのわずかだというのです。
 テレビや映画はご存じのように映像(視覚情報)と音声(音声情報)、さらに字幕(文字情報)までがていねいにセットになっていますね。だから脳は耳で聞いた音声と目から入ってくる視覚情報を処理するだけでよいのです。
 一方でラジオや音楽などから得られる情報は音声情報だけです。だから脳はこの音声情報から情景などを想像して組み立てるわけです。音声情報を映像情報に変換しているわけですね。
 この変換作業が脳を広範囲に活性化させるというのです。ラジオや音楽がテレビや映画に比べて脳を活性化する仕組みがお分かり頂けるでしょう。
 音訳CDを聴くことは、正にこのラジオや音楽と同じように、あなたの脳を活性化 させるのです。

そこでせっかく作ったCDなので、

知り合いだけではなく全国の皆様にも手に入れていただけるように販売を開始することにしました。
 目の不自由な方だけでなく、健常者の方にも利用価値の高いCDだと思っています。
 正直なところ前述のように一般的な家庭用パソコンと一般的なマイクでの録音なので、音質的に不満が残ることも事実です。
 ソフトで雑音は除去しても音質自体が向上するわけではありません。
 しかし上記のソフトで多少音声も加工して聴きやすい音質に出来たつもりです。

さらに原文を記載した冊子も付属します。

 目に障害の無い方は実際に原文を読むこともできます。
 漢字を確かめたり、読みの勉強にもなりますね。

冊子

下記で冒頭の一部を試聴できますので、

ぜひ聴いてみてご判断ください。
 試聴ファイルはMP3に圧縮していますので、実際のCDより多少音質は落ちているかもしれません。

ヘッドホン
試聴する

 このように苦労に苦労を重ねてようやく出来たCDなので、販売価格は最低でも1,000円は欲しいところです。
 大量に売れるようになれば大量生産できるのでもっと安くできるかもしれませんが、現状の手焼きでは手間を考えるとこれが限界です。

しかしまずは皆さんに

音訳CDを知っていただくことが重要ですので、料金体系を見直して特別価格でお分けしようと思います。
 発送料金は料金表をご覧ください。

音訳CD発送料金表

音訳CDのお求めはこちらからどうぞ。

 このCDはパソコンで製作し、CD-Rに記録したAudio CDです。
 一般的なCDプレーヤーでお聴きになれますが、一部のCDプレーヤーではCD-Rが再生できないことがあります。
 私の身の回りにある20年ほど前のシステムコンポのCDデッキ、カーステレオのCDプレーヤー、ホームセンターで3000円ほどで買ったCDラジカセでは、いずれも問題なく再生できましたが、お使いのCDプレーヤーがCD-Rの再生ができることをご確認のうえお求めください。
 メディアは信頼性、汎用性、耐久性に定評のある、日本製の太陽誘電のCD-Rを使用しています。

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著作権上の問題はありませんので安心してお求めください。

 

 

 
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